育児休業と育児休暇の違い

query_builder 2023/08/26
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育児休業と育児休暇は、どちらも育児を理由に仕事を一定期間休むことです。
同じ制度として捉えている方もいるかもしれませんが、実は違いがあります。
そこで今回は、育児休業と育児休暇の違いについてご紹介します。
▼育児休業と育児休暇の違いとは
■法律の適用の有無
育児休業は国が法律で定めた公的な制度で、取得すると雇用保険から給付金が支払われます。
休業中は解雇されないことや、復職後の待遇が変わらないことが保障されます。
一方育児休暇は、会社が設けた育児支援のための制度です。
取得すると会社から給与や手当が支払われる場合もありますが、必ずしもそうではありません。
休暇中や復職後の待遇については、会社の規定によって異なります。
■対象者の違い
育児休業は、1歳未満の子どもがおり、入社後1年以上経過している従業員が対象です。
ただし、配偶者が同じ子どもに対して育児休業を取得している場合は除きます。
また産前産後休業を取得した場合は、その期間も入社年数に含まれます。
対して、育児休暇は就学前の子どもをもつ従業員を対象とする企業が多いです。
しかし、細かい規定は企業によって異なります。
たとえば、子どもの年齢や人数によって取得期間や回数が制限される場合や、配偶者の就労状況によって取得できない場合があります。
▼まとめ
育児休業と育児休暇の違いは、法律の適用の有無と対象者にあります。
それぞれ仕組みが異なるため、適した制度を利用することが大切です。
当社では、育児休業や各種給付金の手続きなどを承っておりますので、わからないことがございましたら気軽にお問い合わせください。

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