雇用保険には加入条件があります。
一定の条件を満たす従業員は、すべて加入する必要がある制度です。
そこでこの記事では、雇用保険の加入条件について紹介します。
▼雇用保険の加入条件
雇用保険の基本的な加入条件には、次の3つがあります。
・31日以上雇用する見込みがある
・週の所定労働時間が20時間以上である
・学生ではない
3つの条件すべてにあてはまる従業員は、原則として雇用保険に加入する決まりとなっています。
■加入義務を怠ったときの罰則は？
雇用保険の加入条件を満たしている従業員がいるのに手続きを怠ると、罰則が科されるおそれがあります。
罰則は6か月以下の懲役、または30万円以下の罰金です。
また、未納の保険料があると追徴金や延滞金などが発生する可能性もあります。
加入義務がある従業員が在籍している場合は、忘れずに手続きを行いましょう。
なお、雇用保険は複数の事業所での二重加入はできません。
ダブルワークをしている従業員がいる場合は、すでに別の会社で加入していないかの確認が必要です。
▼まとめ
3つの加入条件を満たしている従業員がいる場合、原則として雇用保険に加入するルールが設けられています。
手続きを怠ると罰則が科される場合もありますので、忘れないよう注意しましょう。
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