年末調整と確定申告の違いとは?

query_builder 2024/11/03
48

年末調整と確定申告は、どちらも所得税を精算するものです。
では、それぞれどのような違いがあるかご存じでしょうか。
そこで今回は、年末調整と確定申告の違いについて紹介します。
▼年末調整と確定申告の違い
■申告者が異なる
年末調整は、勤めている会社が給与の所得税を精算します。
一方で確定申告は、自身で所得税の精算を行うものです。
会社に勤めていて、かつ所得が給与のみなら年末調整だけで済みます。
フリーランスや個人事業主は、自身で所得税を精算しなければなりません。
また、会社に勤めていても配当所得や不動産所得など給与以外の所得があれば、確定申告が必要です。
■申告期限が異なる
年末調整と確定申告は、申告期限が異なります。
年末調整は、当年の11月末?12月上旬が期限です。
一方で確定申告は、翌年2月16日?3月15日が期限です。
また年末調整は、会社によって期限が異なる場合もあります。
■受けられる控除が異なる
年末調整と確定申告は、受けられる控除も異なります。
年末調整で受けられる控除には、社会保険料・生命保険料・扶養控除・配偶者控除などがあります。
また、確定申告しないと受けられない控除は、医療費控除・寄付控除・雑損控除などです。
▼まとめ
年末調整と確定申告の違いは、申告者・申告期限・受けられる控除などです。
どちらも所得を精算することには変わりありませんが、それぞれ違いがあります。
『経営労務社会保険労務士法人』は、品川にある社労士事務所です。
企業様のお悩みごとに適したサポートを行っておりますので、お困りのことがあればお気軽にご相談ください。

NEW

VIEW MORE

CATEGORY

ARCHIVE