労働基準監督署で指摘されやすい項目とは?

query_builder 2025/02/01
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労働基準監督署では、企業へ監督指導を行う場合もあります。
労働関連による法令違反をしていないか調査するため、基本的に断ることはできません。
では、実際にどのような指摘を受けるのでしょうか。
そこで今回は、労働基準監督署で指摘されやすい項目についてご紹介します。
▼労働基準監督署で指摘されやすい項目
■労働時間
労働時間超過の問題点や、時間管理の仕組み整備などは指摘されやすい項目です。
時間外労働協定の締結や変形労働時間制の導入手続きを行っていないと、指導対象となります。
■労働者名簿と賃金台帳の作成
企業の規模に関係なく、労働者名簿と賃金台帳は作成と保管をしなければなりません。
労働基準法により定められているため、作成と保管をしていなければ指摘されるでしょう。
■就業規則の届け出
従業員が常時10人以上いる企業は、就業規則を作成して労働基準監督署に提出しなければなりません。
提出していないと、30万以下の罰則を受ける場合があります。
■最低賃金
給与の支払いが最低賃金を満たしていないと、労働基準法違反の対象となります。
最低賃金は、都道府県ごとに設定されている地域別最低賃金と、業種別に設定された特定最低賃金の2種類があります。
▼まとめ
労働基準監督署で指摘されやすい項目は、労働時間・労働者名簿と賃金台帳の作成・就業規則の届け出・最低賃金などです。
調査で指摘を受けないためにも、日頃から法令を遵守することが求められます。
『経営労務社会保険労務士法人』は、品川にある社労士事務所です。
労基関連の対策なども行っているので、お悩みのことがあればぜひご相談ください。

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