社内規定の運用にあたっての注意点とは?

query_builder 2023/12/08
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会社が独自に定めた社内でのルールを「社内規定」と呼びます。
社内規定の運用にあたっては、どのような点に注意すればよいのでしょうか。
今回は、社内規定の運用にあたっての注意点をまとめましたので、参考にしてください。
▼社内規定の運用にあたっての注意点
■定期的な見直し
長い歴史を持つ会社では、創業当時から変わらずに守られてきた社内規定もあるでしょう。
しかし時の流れに伴って、人の考え方や働き方は変化しています。
定期的な見直しによって、時代に沿った社内規定に変えていくことが大切です。
■整合性の確認
社内規定を運用していくにあたっては、常に整合性が取れているかを確認することも重要です。
「整合性」とは「2つの物事の間に、ずれや矛盾が生じていないこと」を意味します。
例えば、これまで紙だった書面がデジタルにかわり、紙とデジタルとの間で保管年数に誤差が生じることもしばしばです。
社内で働く人たちは気づきにくいため、外部から客観的に確認できる人材を導入する必要があるでしょう。
■法律との関連
企業は、労働基準法や個人情報保護法の定めに違反しないように、社内規定を作成しなければなりません。
法律も時代の変化とともに、頻繁に改正が繰り返されています。
社内規定と法律との関連をおろそかにすると、行政処分を受ける恐れもありますので、運用の際は十分に注意すべき要素と言えます。
▼まとめ
社内規定の運用にあたっては「定期的な見直し」「整合性の確認」「法律との関連」などに注意が必要です。
会社としての信用を損なわず、従業員にも納得してもらえる社内規定にするには、専門家の知恵を借りるとよいでしょう。
品川の『経営労務社会保険労務士法人』では、社労士が社内規定にまつわるさまざまなご相談を承っております。
どうぞお気軽にご相談ください。

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