社労士と税理士の違いとは?

query_builder 2024/01/15
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さまざまな事業の経営者から、しばしば頼りにされるのが社労士と税理士です。
社労士と税理士には、どのような違いがあるのでしょうか。
今回は、社労士と税理士の違いについて解説いたします。
▼社労士と税理士の違い
■専門分野
社労士と税理士では、専門分野が異なります。
労働・社会保険にまつわる、さまざまな問題を解決するエキスパートが社労士です。
一方の税理士は、 税法・税務・税金に関する問題を専門に取り扱っています。
■独占業務の内容
「独占業務」とは、資格を所有する者だけが独占的に行える業務のことです。
社労士と税理士のいずれも、独占業務に該当します。
ただ、税理士に比べて社労士の方が、業務内容はより煩雑です。
会計や税務関連に限定される税理士に対し、社労士は企業の人事や労務関係の仕事に幅広く携わります。
紛争解決手続きの代理や、弁護士と裁判所に出廷して意見陳述を行うなど、内容も多岐にわたるところが大きな違いです。
■業務の対象
社労士の業務は人と深く関わっており「人に関する法律家」と言われることも少なくありません。
労働環境や社会保険に関することは、働く人はもちろん企業にとっても非常に重要な問題だからです。
一方の税理士は、主にお金に関する業務を対象としています。
税務に関する相談にも乗りますが、あくまでもメインは税務書類や決算諸表の作成です。
▼まとめ
社労士と税理士では「専門分野・独占業務の内容」「業務の対象」といった要素に違いがあります。
それぞれが専門知識を発揮して業務にあたりますので、内容に応じて依頼することが大切です。
品川の『経営労務社会保険労務士法人』では、社労士が労働および社会保険問題のご相談を承ります。
どうぞお気軽にお問い合わせください。

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