労働基準監督署の調査の種類とは?

query_builder 2025/03/03
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労働基準監督署の調査には種類があります。
種類によって、調査の特性などが異なります。
具体的にどのような調査があるのか、詳しくご紹介します。
▼労働基準監督署の調査の種類
■定期監督
企業が、労働基準法や労働安全衛生法の違反や改善点がないかを調査します。
調査は、監督計画に基づいて行われます。
事前に電話や文書で通知されるほか、抜き打ち調査が行われる場合もあります。
■申告監督
申告監督とは、従業員から告発や告訴などの申告があった際に行われる調査です。
告発や告訴内容の真偽を調査します。
従業員による申告を明かし呼出状を発行して行うパターンと、申告を明かさず定期監督と同じように行うパターンがあります。
■災害時監督
労働災害が起きた際、原因究明や再発防止のために行う調査です。
主に、事故現場・従業員の人数・労働時間・安全管理体制などが調査されます。
重大な災害が起きたり、死亡者が出たりした場合に行われます。
■再監督
定期監督・申告監督・災害時監督で違反があった場合、是正勧告書が交付されます。
指摘された違反が、きちんと是正されたかどうかを調査します。
また、是正報告書を提出していない・是正勧告書の交付に応じてない場合も、実施の対象です。
▼まとめ
労働基準監督署の調査の種類は、定期監督・申告監督・災害時監督・再監督の4種類があります。
調査にはさまざまな種類があり、必要に応じて行われます。
品川に拠点を置く『経営労務社会保険労務士法人』では、労基対策を行っている事務所です。
労働環境の是正についてご心配があれば、まずはお問い合わせください。

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