基本給の決め方とは?

query_builder 2023/09/09
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基本給は、従業員全員に支給される賃金です。
会社の裁量に任されているため、決め方に明確な基準はありません。
そこで今回は、一般的な基本給の決め方についてご紹介します。
▼基本給の決め方とは
■仕事給式
仕事給式は、従業員の仕事の成果や能力などに応じて基本給を決める方法です。
従業員のモチベーションやパフォーマンスを高め、企業の業績や市場環境に応じて柔軟に基本給を変更できます。
しかし、決定基準が明確でなければ不公平感や不満が生じるため注意が必要です。
■属人給式
属人給式は、従業員の学歴・年齢・勤続年数などに応じた決め方です。
従業員の安定感や忠誠心を高められ、基本給の決定基準が明確で公平感や透明性があります。
対して、従業員の能力や成果と基本給の関連性が低いため、モチベーションやパフォーマンスを低下させる恐れがあります。
■総合給式
総合給式は、仕事給式と属人給式を組み合わせた方法です。
仕事の難易度や責任の重さに応じて基準額を決めたうえで、個人の能力や成果に応じて加減算することで基本給を決めます。
仕事内容や個人差をバランスよく反映させたり、公平性と機動性を両立させたりできるのがメリットです。
デメリットとして、仕事内容や個人差を評価する基準や方法を明確にするのが難しいことが挙げられます。
▼まとめ
基本給の決め方は、仕事給式・属人給式・総合給式の主に3つです。
それぞれにメリットとデメリットがあるため、企業に適した方法を選択しましょう。
当社では、社内規定の作成や給与計算などを承っておりますので、お困りの際はぜひご相談ください。

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