入社時に会社側が必要な手続きとは

query_builder 2024/09/03
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新しい従業員が入社する際には、会社側はさまざま手続きが必要です。
手続きによっては期限を設けている場合もあるため、早めに済ませましょう。
そこで今回は、入社時の会社側の手続きについて解説します。
▼入社時の会社側の手続きとは
■社会保険の加入
会社は常時雇用する従業員を、社会保険へ加入させる義務があります。
パートやアルバイトの場合でも、正社員の4分の3以上の労働日数を満たすと加入対象です。
加入手続きにはマイナンバー情報が必要になるため、提示してもらいましょう。
入社から5日以内に、年金事務所へ「被保険者資格取得届」の提出が必要です。
■雇用保険の加入
雇用保険は、入社の翌月10日までにハローワークにて雇用保険の手続きが必要です。
加入条件は、雇用契約が31日以上・所定労働時間が週20時間以上の方です。
手続きの際には「雇用保険被保険者資格取得届」の他に、労働条件通知書と法定三帳簿などの添付が必要です。
■労災保険の加入
従業員を雇用した場合は、通勤時のケガや業務中の負傷に対して補償する労災保険へ加入する義務があります。
手続きには、会社の住所が管轄する労働基準監督署へ保険関係成立届の提出が必要です。
■各種税金に関する手続き
税金の手続きとして、所得税と住民税の手続きが必要です。
入社時に、従業員へ提出を依頼した「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」により、所得税の手続きを進めます。
住民税は前年度の所得に関しての課税され、普通徴収と特別徴収によって手続き方法が異なるため注意しましょう。
▼まとめ
入社手続きには、社会保険・雇用保険・労災保険の加入、税金に関する手続きがあります。
手続きに不備があるとトラブルにつながるため、確認しながら準備を進めましょう。
『経営労務社会保険労務士法人』では、各種労務や手続きなどの代行・サポートを承っております。
入社手続きに関してお困りの方は、ぜひご相談ください。

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