社会保険の種類について

query_builder 2023/11/15
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「社会保険」は異なる種類の保険の総称で、事業所によって導入内容が異なります。
では、具体的にどのような保険があるのでしょうか。
今回は、社会保険の種類について解説します。
▼社会保険の種類
■健康保険
医療機関を受診する際に、窓口で指定された負担割合分を支払うことで医療が受けられる社会保険です。
掛け金は、会社と従業員がそれぞれ半分ずつを負担します。
■厚生年金
受給開始年齢を迎えた時に、所得に比例した金額を受け取れる社会保険が厚生年金です。
健康保険と同様に、掛け金の半分ずつを会社と従業員で負担します。
■雇用保険
さまざまな理由によって働くことが難しくなった場合に、失業給付金を受け取るために加入する社会保険です。
保険料の負担割合は、健康保険・厚生年金と違って、一律ではありません。
「事業所が従業員に支払う賃金×雇用保険料率」によって、金額が決まります。
この雇用保険料率は定期的に見直され、就業する業種によっても異なるのが特徴です。
■介護保険
介護保険は40歳以上の健康保険加入者に義務付けられている社会保険で、健康保険料と一緒に支払います。
65歳以上は第1号被保険者、40歳から64歳は第2号被保険者に分類され、所得に応じて保険料が変わる仕組みです。
居住する自治体によっても金額が異なることから、はっきりとした金額を知りたい場合は、雇用先か自治体に問い合わせましょう。
■労働災害保険
就業中のけがや事故に関する治療費を補償するのが、労働災害保険です。
社会保険の種類の中では唯一、保険料の全額を事業所が支払います。
▼まとめ
社会保険の種類には、健康保険・厚生年金・雇用保険・介護保険・労働災害保険があります。
不明な点があれば、社内で社会保険に関する手続きを行う担当者に尋ねてみましょう。
より専門的な相談をご希望の際は、品川の『経営労務社会保険労務士法人』が承ります。
どうぞお気軽にお問い合わせください。

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